冷凍食品工場で使われている湿度計センサーの役割

国内では北海道から鹿児島県まで、至るところで工場地帯が点在しています。そのなかでも非常に多いのが食品工場で、お菓子からパン・醤油や味噌などいろんな食材を生産されています。昨今では家庭で時短調理をなさる傾向が高くなっており、冷凍食材の需要も高まりました。この現場ではシビアな温度・湿度調整を必要としていて、徹底した管理をなされるようになっています。

簡単にここで、冷凍食品工場で用いられている湿度計センサーの役割について解説をしていきます。現場は大きなレーンと呼ばれるベルトコンベアーを配置しており、その上で食材の加工を実施するのが基本です。また区画分けをしており、場所ごとに適している温度は異なります。湿度計センサーはそのレーンに組み込まれているのが基本で、赤外線を発して空気中の水蒸気量を測定しているものです。

以前は大きな液晶画面を備えたものでしたが、現在の湿度計センサーにはありません。その代わりwi-fi接続機能があって、常にインターネット回線で通信状態となっています。そのデータは中央制御室のパソコンに送られ、ここで遠隔操作をしながらデータを記録しています。湿度計センサーは冷凍保存をするための大切なカギを握る装置です。

24時間常に作動をしているので、定期的にメンテナンスをしなくてはいけません。各企業では半年に1度は操業を停止しており、この時期に専門会社に依頼をして調整などをされているわけです。